飯田線 クハ68 1974年12月
3ドアセミクロスシートの制御車です。1936年から38年に20両製造され、その追い番に1941・42年クロハ59の改造編入がありましたが、戦争の影響により全車ロングシート化されクハ55となりました。戦後、セミクロス化されクハ68に戻りましたが、元の車号には戻らずクロハ59改造車の方が若番となっています。400番台は飯田線用の便所取り付け車です。ベンチレーターが7個と8個の車両がありますが、これは更新時期の違いによるもののようです。
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豊橋
クハ68042 クハ68で新製された本来のクハ68
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宮田
クハ68403 クロハ59からの改造車